イトミミズってすごい
無農薬による米作りの完成した姿の一つはイトミミズが生息しているかどうかです。イトミミズが大量に発生する田んぼになれば、無農薬の田んぼとしては本物中の本物だといわれています。優れた田んぼには、一反当たり600万匹ものイトミミズが生息するようになるそうです。体長7ミリから10ミリのイトミミズは、頭を泥の中に突っ込み、お尻を上に向けて生活しています。泥の中から栄養分をとり、天に向けたお尻をプルプル振ってウンチを吐き出しています。逆さになったイトミミズがフラダンスを踊っているようです。
ミミズ糞は外国では黄金の土と呼ばれ、栄養たっぷり!アミノ酸、酵素、ミネラルやリン、カルシウム、カリウムなどが多く含まれています。特に田んぼでイトミミズが吐き出し堆積したウンチはトロトロ層と呼ばれています。イトミミズが毎日毎日ウンチを吐き出し続け、田んぼの上面にトロトロ層ができるのです。このトロトロ層は、発酵して無酸素の層になります。雑草の種が田んぼに入っても酸素がないので発芽しにくくなります。こうしたメカニズムで抑草効果が出てきます。この無酸素の状態では発酵により、アンモニアやリン酸が土中や水中に溶け出します。アンモニアやリン酸が溶け出すことで藻類が増えます。右の写真は田んぼ一面、藻で覆われた我が家の田んぼです。増えた藻類が水中に酸素を放出し、
微生物が増えます。しかし、光が遮断される為、雑草の生長も衰えます。

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