伊那谷富県地区の地形

三峰川(みぶがわ)の河岸段丘の上にあります。この河岸段丘ですが、全国的にもかなり珍しいようです。元々、平坦な盆地の周縁部が、だんだん隆起して盛り上がったようです。この隆起によって生じたのが、逆断層でありす。これが今に見る断層崖。さらに、南アルプスの仙丈ケ岳を源頭とする三峰川の浸食により、複雑な段丘が形成されたようです。
つまり、伊那谷は、断層段丘と侵食段丘による、複合段丘だそうです。富県地区はこの河岸段丘の左岸(断層図では右側の段丘)の上にあります。富県の農業用水は三峰川の上流の長谷地区から取水しています。我が家の田んぼは三峰川の源頭部(一滴の雫が落ち、川が始まるところ)から、60km足らずのところにあり、南アルプスから湧き出る清流により、米作りをしているのです。伊那谷河岸段丘

里山の風景

村の風景

我が家のある富県地区は伊那谷の中でも特に、米作りが盛んです。歴史の古い地区で昔から代々続く農家が多く、土蔵は当たり前のようにあります。各家々には屋号(家の名前)があり、我が家の場合は「中西」です。里山を抱えており、各家々の本家は里山の近くにあります。昔は水が取れる山沿いの沢筋を中心に生活の営みが始まり、用水路や水道、道路の整備などが進み、平野部へ拡がっていたんだと思います。
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里山の風景

富県には高烏谷山(1331m)という山があります。その裾野に富県地区が拡がっています。山裾には昔ながらの小さな棚田が残っています。最近では農業用水路がコンクリート製に整備され、昔いた蛍もめっきり少なくなりましたが、それでも少し山裾に行くと見られます。富県の新山(にゅうやま)部落には 体長約20mmで日本最小のトンボといわれているハッチョウトンボ も生息しています。 またマツタケの産地でもあります。
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伊那谷の風景

伊那谷の自然、町並みを随時、ご紹介します。
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